2年半続けた、お風呂掃除を振り返ってみる!

2020年12月6日。記念すべき、お風呂掃除開始第1日目。

その前日に読んだ、【風水でお金持ちになる】という内容の本に感化され、「よし!お風呂上りに毎回お風呂掃除する!」と決意した。まさか2年半も続くとは、、、自分でも想定外だったが、この2年半のお風呂掃除を一度振り返ってみようと思う。


2020年12月頃は、あまり金銭的な豊かさを感じていなくて、何とかそこから抜け出したいともがいていた時期。そんな時、立ち寄った図書館でふと見つけた本。

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お掃除をすると、いっぱい幸運が舞い込んできて、お金持ちにもなるよ~という内容の本。これを読み、「何にもやらないでうだうだしているよりはまし!」と、掃除に取り掛かってみる。

2020年は6月に今の家に引っ越したばかりで、その半年後の12月頃は、まだまだ断捨離できる場所がたくさんあったから、ちょうどいいとばかりに大掃除を始めた。

ただ、私は引っ越しの多い人生で、その都度モノは手放してきたから、比較的持ち物は少ない方で、モノを捨ててちょっと綺麗にしたぐらいで、そんな簡単に幸運がやってくるわけがないことは知っていた。そんな都合のいい話、あるわけないしね~と、大掃除をしながらも、心の中にはもやっとしたものが残ったままだった。

そんな思いをもって、この本を読み進めていくと、「水回りのお掃除」という話がでてきた。トイレやキッチン、洗面所、お風呂をきれいにすると金運が上がる、というもの。

風水は元々環境学なので、身の回りの環境を整えることで、幸運が入ってきやすくなる、ということを風水では伝えている。お風呂は一日の汚れを落とす場所。だからこそ、お風呂の排水や鏡などを中心に、お風呂場にカビがなくすっきりとした状態にしておくと、金運や恋愛運がアップしやすいのだそう。

水回りのトイレや洗面所、キッチンというのは比較的掃除をしやすい。目に届く範囲の場所をきれいにしていればいいからだ。しかしお風呂となるとそうはいかない。壁や天井、鏡、排水など、あらゆるところに目を配らないと、汚れを発見できないし、毎日のように水濡れする場所をきれいに保ち続けることは、かなりの努力がいる。

そうか、努力のいることに取り組んでみれば、何かが変わるかもしれない!

そんな思いでお風呂掃除を始めた。

お風呂上りに、短パンTシャツ姿で、お風呂掃除をする。鏡、床面、浴槽、排水だけでなく、シャンプーが置いていある棚や天井まで洗う。洗剤をお湯で流した後、大きなタオルを持ってきて、水が1滴も残らないように拭き上げる。

最低でも1時間はかかる、結構きつい作業だ。

最初の3日は「こんなことやってて、意味あるのかな??」と心の中に疑問が残っていた。しかし、3日乗り越えられたから、あと3日、あと3日、と続けていくうちに、体に掃除が染みついてしまい、お風呂が終わったら掃除、が脳内で当たり前になっていった。

この2年半、お風呂にカビが生えたことはない。排水もいつもきれいなので、排水から嫌なにおいがすることもなければ、詰まったこともない。風呂天井にも一切カビはなく、朝起きればお風呂の床面は完全に乾いた状態なので、お風呂場に洗濯も楽々干せる。いちいち靴下を脱ぐ必要もない。

(ちなみに我が家のお風呂床は「ほっカラリ床」なので、比較的床が乾くのが早い、とは思う)

この2年半、私の人生にはいろいろあった。筋トレして体中筋肉痛の日も、失恋して立ち直れないぐらい大泣きした日も。しかし何があっても、お風呂掃除だけはやめなかった。お風呂掃除をしているときは、まるで瞑想しているかのように、何も考えず、ただ掃除に集中している。だから心がすっきりする。その上にお風呂がきれいになるんだから、一石二鳥だ。

さて、肝心の幸運が入ってきたかというと、、、う~ん。それはどうなんだろうか。

お風呂掃除を始めてから失恋したし、お風呂掃除を始めても、宝くじが当たったことはない。まぁなんとか生きてゆける。そんな感じだ。お風呂掃除して恋愛運と金運アップ、は実現はしなかったみたいだ。

1つだけ変化があったとすれば、私が本当に執筆という仕事が好きなんだという自覚が芽生えたことだろうか。お風呂を掃除しながら、心は瞑想状態になり、ふっと「あ、書くことってやっぱり面白いよな」と思う瞬間があった。

過去にはいろんな仕事をしたが、リサーチもWEBデザインも、今の執筆という仕事に完璧なまでに役に立っている。まるで今までの道が執筆という仕事にたどり着くためにあったような、そんな気さえする。

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2年半を振り返って、お風呂掃除をしたところで、何か大きな変化がある、というわけではなかったけれど、つねにお風呂が美しい状態であることはいい気分でいられることなので、良しとしよう。2年半も続けたのだから、今更やめるという選択肢は、わたしにはもうない。

せっかくなら、足腰立たなくなるまで、頑張って続けてみようと思う。一生涯、お風呂掃除を続けた結果報告は、冥途の土産に持っていこう。

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この記事を書いた人

株式会社KIZUNA
日本におけるキャスティングとロケコーディネート、マカオ・香港のロケコーディネート・キャスティング・スタッフィング、日本人向けの旅行・視察アテンド業務・プライベートガイドを行っています

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